ねむぺん夫婦のほのぼの日和🐧

グルメ、旅、お出かけなどなど。何気ない日常を綴ります✏️

『ペンギン達の暮らしから学ぶ』集団生活と子育ての知恵を知ったペンギン講座の1日🐧②

こんにちは、ねむぺんです。

前回から私の大好きな『ペンギン(皇帝ペンギン)』について記事を書いています。↓

 

nemupen.hatenablog.com

 

今回も、講座で知った皇帝ペンギンたちの生活から、私が興味を持った観点についてご紹介出来ればと思います。早速書いていきます。

ペンギンたちにリーダーは居ない

実は、皇帝ペンギン達にはリーダーは居ないんだそう。

どうやって決めているのかは不明だそうですが、ペンギン達は定期的に大陸移動を行うのですが気づいたらまとまって移動しているようです。ペンギンの世界は民主主義ですね。素晴らしい。

敢えて選んだ過酷な環境

皇帝ペンギン達は、南極大陸の南極点*1で暮らしています。何故こんな寒い地で、過酷な環境を選んだのでしょう。

そう、『子育て』をするためです。南極大陸の中心地点である南極点であれば、海辺に居るアザラシ等の天敵に狙われることはありません。空に鳥はいますが、鳥は南極点には降りてこないそうなんです。

敢えて過酷な環境を選ぶことで、ヒナを狙う天敵から守ることが出来るので安全に子育てが出来るんですね。

寒さをしのぐハドル(円陣)

お察しの通り、もちろん南極大陸ですから過酷な寒さがペンギン達を待ち構えています。『ブリザード*2が来た時には、ヒナたちを内側に囲い、親たちが外側になり円陣を組みます。この円陣のことを『ハドル』と言います。いつの時でも、ペンギンの親たちは子を守る為に行動するんですね。

ペンギン達の子育て

そんな子供たちへの愛が溢れている皇帝ペンギンですが、ペンギン達の子育てには人間も学ぶべきところが多いと感じました。

ペンギンのヒナたちが大集合😳♡ふわふわ羽毛が堪らない…!
夫婦に子は一人

ペンギンの夫婦1組に対し、子供は1匹だそう。やはり過酷な環境で子育てをしていくには多数の子供を育てるのは難しいからなのでしょう。

兄弟が居ないのは少し寂しい気もしますが、皇帝ペンギンは繁殖期になると『コロニー*3』を形成し、子育てに備えます。よって、コロニーには沢山の親と子供が居るため、子供たちは他の子供たちと交流することが出来ます。

父は約2か月絶食で子を守る

5月に繁殖期を迎え、6月頃卵が産み落とされます。そして、6~7月の約2か月間は母親が産み落とした卵が孵化するまで、父親が絶食をして温め続けます。

この話は有名なので皆さんご存じかと思います。子を産み落とす母親と孵化するまで温め続ける父親。子供が産まれる前から、夫婦で協力して子育てをしているんですね。

とは言え、父親は約2か月間もの間何も食べずただただ卵を温め続けることが出来るのは『子への愛故』『子を守るため』『親としての責務を全うするため』でしょうか。

自分の命を懸けて子を守る。並大抵の気持ちでは出来ることではありません。尊敬すべき、素晴らしい父親像だと感じました。

ヒナたちの保育所

それぞれの子供の親達が海に餌を取りに行っている間、代表して決まった親がヒナたちを集めてヒナのことを見守っているそう。これが、すなわち『ヒナたちの保育所です。

ヒナ達は、自分の親から決まった時間にしか餌を食べません。つまりまだ毛が生え変わっていないヒナ達は海を泳ぐことが出来ないので親が餌を取ってこないと、死んでしまいます。

親達が協力して子供たちを育てていくこと

親たちが協力して自分たちのヒナに餌を与えられるようにヒナの保育所でヒナを見守り子育てをしているんですね。

 

日本も、ひと昔前は『地域で子供を育てる』といった考えのもと、地域の皆で協力して子育てをしていた時代もあったと思います。

現代では、物騒な事件も多いのでそう簡単に人を信用できなかったり、人と人とのコミュニケーションが希薄になっていたりと、『皆で協力して子育て』というのは難しい世の中になってきてしまっていると思います。

まだ子育てに関わったことのない私ですが、本来の子育ての在り方はこうあるべきなのではないかと思っています。

ペンギンのツアーについて

後藤昌代さんが参加したペンギンツアーは、7~8日間。ペンギンの繁殖地であるコロニーの近くにテントを立て、生活していたそう。現地は、-10~15度の極寒。過酷な寒さの中、過ごしたそうです。ツアーにはシェフも同行していて、アフタヌーンティーの時間があったり、美味しいコースディナーやラーメン等も作って下さったそうです。そんな過酷な環境にいつつも、美味しいご飯が食べられるってすごいですよね。

ただし、このツアー900万円以上するそう。。。ペンギンに会ってみたいですが、宝くじでも当たらない限り無理なようです。後藤さんが羨ましい…!

ペンギンは人間が大好き

ペンギン達は、人間が大好きだそうです。コロニー近くのテントを覗いてきたり、テントの外に出ると近くを案内してくれたりするんだとか。想像しただけで可愛いですよね。

基本的にペンギン達は一定の距離間を持って、コロニー内で生活しています。

5メートル前後は、人間が距離を空けて接しなければなりません。

動物を守る為に私たちが守るべきこと

ペンギンだけでなく、人間たちが動物を守るために必ず守らなければならないこと。それは、『近づきすぎない・決して触らないこと』。

どれだけ可愛いくても、触ってはいけません。一度でも、人間がそのような行動をすれば、ペンギンは二度と人間の前に姿を現さないでしょう。後藤さんは、そう言っていました。『ペンギン達に接触は厳禁』ツアーに参加するときの規約にも書いてあるそう。

実は、皇帝ペンギン絶滅危惧種に認定されています。

人間たちが、危害を加えない動物と認識してくれているからこそ、皇帝ペンギンは人間のことを大好きでいてくれるんですね。大切な動物たちを守るために、私たちもルールを守って動物と接していきたいですね。

ペンギンの生活から学ぶべきことは多い

今回、皇帝ペンギンの暮らしや子育てのお話を通して『ペンギンの生活から学ぶことが多い』なぁと感じました。

まずは、集団としての行動。リーダー不在の中、おそらく話し合いや多数決を取って、物事を決めているペンギン達。『民主主義』の世界で、皆で一緒に考えて行動に移す。

そして、夫婦・集団での協力した子育て。親の子供への愛情。親たちが協力をしあって子供たちを皆で育てていく。一人でできないと思っていたことも、協力すれば出来ることもあります。現代の私たちも、学ぶべきところが沢山ありますね。

 

人間のように、ペンギン達も夫婦間や子育ての苦労や悩み事を共有しているんでしょうか。もしペンギンの話す言葉が分かるのなら、聞いてみたいなぁと思ったり。

いつかそんな日が来たらいいのになぁと思う私なのでした。

 

今回は、ペンギンについての愛が溢れ長文になりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。次回もお楽しみに♩

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余談①可愛いお土産

後藤さんが現地で撮った写真3枚をお土産に購入しました🐧可愛い…!♡

後藤さんの講演の後、可愛い写真3枚をお土産に持って帰りました。

一番上のペンギン親子の写真がお気に入りです。どこを見ているんでしょうね。(笑)

一番右側の写真のヒナは生まれたてなんだそう。可愛いですよね…!大切にします。

余談②「ねむぺん簿記2級取得までの勉強記録!」

ここからは余談スペースになります。スルーでOKです!

最近、私の資格取得&勉強のモチベ保持(サボり防止とも言いますが…)のため、「勝手に勉強記録」を報告するという企画(?)を始めました。興味のある方のみご覧くださいね。

~今日の勉強記録~

簿記2級範囲:テーマ02商品売買 Web講義受講・テキスト問題5ページ解く・間違いチェック

*1:南緯90°の地点で、地球の南側のてっぺんです。ここよりも南の場所はありません。よって、実際の南極点に立つとどこを向いても北を向いていることになります。

*2:発達した低気圧などによる激しい吹雪をいいます。激しいブリザードのときには、風速が60メートルを超えたり(台風と同じくらい)、吹雪で10メートル先が見えなくなります。

*3:繁殖のための群れ